皆さんはお味噌汁を作る時にどんな出汁を使いますか?
今は便利なもので、顆粒出汁やティーパックタイプの出汁が売られていますね。
若い世代の方はあまり知らないかもしれませんが、私が小さい頃は「煮干し」を使って出汁を取っていました。
そもそも煮干しって何?と思われる方もいるかもしれませんね。
煮干しは小魚を乾燥させたものです。主に出汁を取るのに使用しますが、そのまま食べられるものもあります。もちろん出汁を取ったものも食べられます。煮干しはカルシウムが豊富で、栄養満点なんですよ。
小学校の頃、家庭科の調理実習でご飯とお味噌汁を作った際に煮干を使いました。今は何を使っているんでしょうか?
煮干しがそのまま入ったお味噌汁を見ると慣れない人は少しビックリするかもしれませんね。
今回はこの煮干しを使っていつものお味噌汁が一気に美味しくなる作り方をご紹介したいと思います。
目次
材料
・煮干し 適量(5、6本くらい)
・お茶用のパック 1袋(煮干しを入れるのに使います)
具材はスーパーでもコンビニで売っているものでも何でもOKです。
私が今まで作ってきたものでオススメなものをご紹介します。
赤味噌に合う具材→ナス、なめこ、豆腐、ねぎ、大根、キャベツ
合わせ(白)味噌に合う具材→じゃがいも、なめこ、豆腐、ねぎ、しめじ、油揚げ
作り方
1. 煮干しを半分に千切って、お茶用のパックに入れます。袋の口をひっくり返して中身が出ないようにします。
2. 水を入れた鍋に煮干しを入れ火にかけます。時間に余裕があれば煮干しを鍋に入れて30分〜1時間ほど置いておくとより出汁が出ます。この時火にかける必要はありません。水のまま置いておいてくださいね。
3. 具材を鍋に入れます。じゃがいもや大根、キャベツなど火が通りにくいものは煮干しを入れる段階で一緒に火にかけるとお味噌を入れる頃に柔らかくなっています。
ナスやなめこ、しめじなど柔らかい具材はすぐに火が通りますので水が沸騰してから投入しても大丈夫です。
豆腐に関しては火を通し過ぎると逆に固くなってしまうので、最後に余熱で火を通すくらいでいいと思います。
4. 具材を入れてから味噌を溶かして入れます。お玉に味噌を少量取って箸で回しながら溶かしてください。煮干しの出汁がしっかり出ていますので、味噌は少しずつ入れて味を調整しながら加えていってください。
味噌を少量にすることで塩分を抑えられることができます。
出汁の味がしっかりするお味噌汁はかなり!美味しいです。
味噌入れて少ししたら火を止めます。少し冷ますことで具材により味が染み込みます。食べる前に火にかけてもいいですし、電子レンジOKなお椀があればレンジで温めてもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
煮干しを使い始めたのは些細なきっかけでした。いつも使っている某高級パック出汁を切らしてしまったことです。
コロナの影響で買い物がままならなくなり、実家で煮干しを分けてもらって使い始めたところお味噌汁の味がぜんぜん違うことに感銘を受けました。
それからは煮干しを使っています。
具材はコンビニでも購入できるものもあります。豆腐やキャベツの千切りにはよくお世話になっています。
最近では野菜そのものを扱っている店舗もありますので、見かけたら利用してみてくださいね。
これは持論になってしまいますが、ご飯とお味噌汁さえ手作りできれば何となく料理ができる人になれると思います。おかずはお惣菜を利用したとしても、です。
毎日食べても飽きないのが白米とお味噌汁。私は料理があまり得意ではなく、作るのが好きではありませんが、簡単に美味しいものが作れるようになると他にも色々やってみようかなという気になります。
具材、味噌の種類と色々掛け合わせることができますので、ぜひ試してみてくださいね!